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国際
爆食中国 “尖閣マグロ”人気 2倍の高値、産地偽装も
2013.2.5 06:59
[尖閣諸島問題]
【上海=河崎真澄】中国漁船が沖縄県・尖閣諸島近海で取ったとするサバやマグロ、タチウオなどの鮮魚が、上海の市場で先月末から出荷され始め、「釣魚島(尖閣諸島の中国名)鮮魚」として消費者の人気を集めている。連日1トン前後が出回り、2倍近い高値で取引されている。
中国紙、新民晩報は、中国が領有権を主張する海域で取れた魚に対し、「消費者が特別な好感を抱いている」と伝えた。
中国漁業管理当局の出漁奨励と海洋監視船の巡航が、尖閣海域での安全な漁を保障したなどと解説している。また、10日の春節(旧正月)を控え、中国の共同購入サイト「QQ団」は、「(尖閣近海での)漁を守れ、漁民がんばれ」として、タチウオなど約3キロの「釣魚島鮮魚」を99・9元(約1500円)で販売する新年のキャンペーンを始めた。
一方、華僑向け通信社の中国新聞社電は、江蘇省南京で「釣魚島産」として売られているカニやエビなどに「産地偽装の疑いがある」とする中国当局者の話を伝えた。尖閣海域に向かう漁船の大半は浙江省が母港。同省内や隣接する大消費地の上海以外への鮮魚出荷は考えにくいという。
中国漁船がどの海域で漁をすれば「釣魚島産」と表示できるのかなど基準もあいまいで、高値に目を付けた業者による不当表示が横行している恐れもある。
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