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国際
山口組に経済制裁 オバマ米政権、組織犯罪対策で 薬物密輸、人身売買関与と指摘
2012.2.24 07:58
[オバマ米大統領]
【ワシントン=犬塚陽介】米財務省は23日、国境をまたいで人身売買や薬物取引で利益を上げているとして、指定暴力団山口組の篠田建市=通称・司忍=6代目組長(70)とナンバー2で弘道会会長、高山清司被告(64)を金融制裁の対象に指定した。米国内の資産が凍結され、米国の団体や個人は、2人との取引を禁止される。
オバマ大統領は昨年7月、国際的な犯罪組織の制裁のため、日本の「ヤクザ」など4組織に金融制裁を科す大統領令に署名しており、今回が初の具体的な措置となる。
財務省は山口組が「ヤクザ」であり、「暴力団や極道」としても知られると説明。日本や海外で「薬物や人身の取引、強要、売春、詐欺、資金洗浄」などの犯罪に関与し、「推定で年間で数十億ドル」の収益を得ていると指摘した。
また、旧ソ連諸国に拠点を置く犯罪組織「ブラザーズ・サークル」の主要メンバー7人も制裁の対象となった。
コーエン財務次官(テロ・金融犯罪担当)は、篠田組長らが「市場に侵入し、混乱させ、違法収益を使用するために、われわれの金融、通商システムを使っている」と強調した。
オバマ大統領は昨年7月に「国際的組織犯罪に対する戦略」を発表。財務省は日本の暴力団には約8万人の構成員がおり、麻薬取引や武器密売に加え、建設、不動産、金融業でフロント企業を使って、違法な収益を上げているとしていた。
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