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南ア次期大統領ズマ氏に国内外から疑念の目 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:アフリカ
【ロンドン=木村正人】南アフリカの国民議会(下院、定数400、任期5年)選挙は22日夜の投票終了と同時に開票作業が始まり、23日午前の時点で与党・アフリカ民族会議(ANC)の得票率が60%を超え、ANCの勝利は確実となった。下院でズマANC議長(67)が新大統領に選ばれる見通し。南アは主要20カ国・地域(G20)金融サミットの参加国だけに、一夫多妻を実践し、民族主義をあおるズマ氏に対し、国内外から疑念の目が向けられている。
現地からの報道によると、投票率は2004年下院選の76%を上回る情勢。AP通信によると、開票率25%でANCの得票率は65%。西ケープ州を除く8州でANCは圧倒的多数を確保しているが、憲法改正に必要な下院の3分の2以上の議席を維持するのは微妙な状況だ。
白人女性のジル・ケープタウン市長率いる最大野党・民主同盟(DA)は、前回選挙の得票率より約7ポイント増の19〜20%と躍進。ANCから分裂した「国民会議(COPE)」はズマ氏の批判票を固められず、7〜8%にとどまっている。
来月9日に新大統領に就任することが確実なズマ氏は、海外では「暴力的なアフリカの一夫多妻主義者」と紹介されることが多い。6人の女性との間に22人の子供。最大部族ズールー族出身で、選挙集会で伝統衣装のヒョウ皮をまとい、やりや盾を持って踊った。

