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【ガザ侵攻】悲哀、アラブ系イスラエル人 同胞から浴びせられる砲弾 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:核・ミサイル事情
パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム原理主義組織ハマスによって、偶然にも激しいロケット弾攻撃にさらされているアラブ系イスラエル人たちがいる。ガザの“同胞”から浴びせられるロケット弾攻撃は、過酷な運命を背負う人々に、さらなる悲哀をもたらしている。(イスラエル南部ラハト 黒沢潤、写真も)
体に熱く流れる「血」はアラブ人。だが「国籍」はイスラエル人−。アラブ特有の白いずきんをかぶったイスラエル国籍のマテブ・アブナセルさん(59)は、ハマスによって最近攻撃されたラハトの現場で“悪夢”を振り返った。
「衝撃的だった。砂漠地帯とはいえ自宅から200メートル。彼らは私の同胞だよ」
攻撃目標もなくガザから15キロ南東に飛んできたロケット弾から逃れられず、約10メートルの場所にいた長男(12)は身を伏せて助かった。しかし破片が貫通したブリキ小屋の穴(直径3センチ)はその破壊力を示す。
人口710万人のイスラエルには現在、2割のアラブ系イスラエル人が住む。第2次大戦中、ナチスにより絶滅の危機にさらされたユダヤ人たちが第1次中東戦争を経て正式に独立を果たした際、周辺アラブ国家に逃れられず、イスラエル人となった人たちだ。ラハトにはこのうち、遊牧民ら5万人のアラブ人が住む。
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