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銃見て「もう最期だ」 エチオピア誘拐、赤羽さん会見 (1/2ページ)

2009.1.10 23:09
このニュースのトピックス事件・トラブル
ともに解放されたオランダ人看護師(左)とともに10日、笑顔で記者会見に臨む赤羽桂子さん=パリの「世界の医療団」本部(共同)ともに解放されたオランダ人看護師(左)とともに10日、笑顔で記者会見に臨む赤羽桂子さん=パリの「世界の医療団」本部(共同)

 【パリ=山口昌子】「108日間は本当に長かった」「彼らが銃に触ったとき、もう最期だと思った」−。エチオピアでソマリア人武装組織に誘拐され、解放された「世界の医療団」の医師で長崎大大学院生、赤羽(あかはね)桂子さん(32)は10日(現地時間)、パリで開いた記者会見で、3カ月以上に及んだ人質生活を振り返った。だが、家族と再会できた安心もあってか時折、笑顔ものぞかせ、自らが目指した医療の道を続ける意志を明らかにした。

 「(世界の医療団の)スタッフら解放に努力してくれたすべての人にお礼を言います」。日本時間で同日午後10時過ぎから開かれた記者会見。赤羽さんが真っ先に感謝の言葉を口にした。解放の喜びを抑えられないように「本当に夢のよう」と何度も口にした。

 終始にこやかに会見に応じたが、3人の武装集団の様子に質問が及ぶと「最初の1カ月間は毎日、きょう殺されるかあす殺されるかと思った。彼らが持ち歩いていた銃に触れる音が聞こえるたびにこれで最期かと…」と恐怖を振り返った。だが、「1人でなかったのがとても大きかった」と、ともに誘拐されたオランダ人男性看護師のウィレム・ソーレスさん(27)との連帯ぶりを強調した。赤羽さんとソーレスさんは手をつないで会見場にあらわれた。

 「自分たちで食事を作ったり、部屋を掃除したが、24時間が長かった。医学書とノート、ペンがあったので家族への手紙を書いたり、日記を書いたり、読書をしていました」。人質生活をそう説明した。

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ともに解放されたオランダ人看護師(左)とともに10日、笑顔で記者会見に臨む赤羽桂子さん=パリの「世界の医療団」本部(共同)
家族との再会を喜ぶ赤羽桂子さん(中央)
パリにある「世界の医療団」本部で10日、記者会見する赤羽桂子さん(共同)
ともに解放されたオランダ人看護師(左)と一緒に、10日の記者会見に臨んだ赤羽桂子さん。右は「世界の医療団」のピエール・ミケレッティ代表=パリの同医療団本部(ロイター)
9日、ケニアの首都ナイロビの日本大使館で記者会見する岩谷滋雄・駐ケニア大使(共同)
解放された赤羽桂子さんに会うため、パリへ出発する母千恵子さんと兄千尋さん=9日午前8時52分、中部国際空港
 7日、誘拐グループから解放され握手する赤羽佳子さんとオランダ人看護師(「世界の医療団」提供・共同)
 赤羽桂子さんらの解放で記者会見する「世界の医療団」日本支部のガエル・オスタン理事長=8日、東京都港区
 武装集団に誘拐された赤羽桂子さん(手前左)とオランダ人看護師(同右)=2008年10月10日、ソマリアのモガディシオ(AP)
 赤羽桂子さん解放の知らせを受け、パリに向かうため親族宅を出る母の千恵子さんと兄の千尋さん=8日午前8時6分、長野県伊那市 
 赤羽桂子さんが無事に解放され、ほっとした表情を浮かべる母千恵子さんと兄千尋さん=8日午前7時7分、長野県伊那市

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