[PR]
ニュース: 国際 RSS feed
イスラエル軍戦車、人道物資の運搬車両を砲撃 物資配給に重大な支障
【エルサレム=黒沢潤】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は8日、イスラエルからパレスチナ自治区ガザ地区に食料などの人道物資を運ぶトラック数台が、イスラエル軍戦車に砲撃されたと発表した。運転手2人が死亡したという。この事態を受け、同日に予定されていた残りの運搬作業がすべて中止され、物資配給に重大な支障が生じることになった。
UNRWAはこの日、約75万人分の食料などを調達する計画だった。砲撃されたトラックは、ガザ北部エレズ検問所を経由して移動していた。イスラエル軍は、砲撃に至った原因を詳しく調べている。
UNRWAは別の検問所を経由する残りの運搬作業をすべて中止した。UNRWAの報道官は「今後、運搬作業員の安全が保障されるまで、作業を停止する」と語った。報道官は運搬再開の期日については言及を避けた。
空爆開始から13日目のガザでは、食料や医薬品などの人道物資が極端に不足しており、栄養失調となった子供たちも続出。今回、深刻な遅配が生じたことで、イスラエル軍は国際社会から強い批判を浴びそうだ。
イスラエル軍は6日、国連が運営する学校を砲撃して約40人を死亡させ、各国から非難を浴びたばかり。
ガザでは8日、イスラエル軍の攻撃で崩壊した建物から、新たに35人の犠牲者が発見された。ロイター通信によれば、空爆開始後、パレスチナ人の死者は少なくとも765人に達した。
このニュースの写真
関連ニュース
[PR]
[PR]

