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【ガザ侵攻】ロケット弾攻撃、停戦交渉にも影響 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:イラン
【エルサレム=黒沢潤】レバノン南部からイスラエル北部を狙ったロケット弾攻撃は、パレスチナ自治区ガザ地区でイスラム原理主義組織ハマスと交戦を続けているイスラエル軍に大きな衝撃を与えている。ロケット弾攻撃の背後に控える組織の正体は不明だが、こうした攻撃が続けば、イスラエルは「二正面作戦」を迫られる可能性もある。エジプト政府が軸になって進めるイスラエル軍とハマスの停戦にも、暗い影を落としかねない。
ロイター通信によると、今回のミサイル攻撃で、イスラエル北部のリゾート都市、ナハリヤなど数カ所の街で、2人以上が負傷した。ナハリヤの市長は「すべての子供を学校に避難させ、それ以外は各家庭のシェルター内に滞在させる方針だ」と強調した。
今回の攻撃は、ハマスとイスラエル軍の停戦を前に、軍事力の観点からは圧倒的に不利に立たされているハマスを支援する“援護射撃”であるのは間違いない。「南北からの挟み撃ち」(英民間放送局、スカイニュース)作戦が、イスラエル政府に与える心理的打撃は決して小さくなく、ハマスにすれば、エジプトでの8日からの停戦交渉を有利に進められるという点でも大きな意味を持つ。
攻撃の背後にいる組織の正体は今のところ不明だ。
レバノンにはイスラム教シーア派組織、ヒズボラ(神の党)のほか、ハマスの関係組織など、反イスラエルの諸勢力が存在する。2007年には、レバノン内部のパレスチナ人勢力が、2発のロケット弾をイスラエルに撃ち込んだ。ただ、今回の攻撃の主体がヒズボラであった場合、問題は深刻化する。
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