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【ガザ侵攻】レバノンから3発のロケット弾がイスラエルに発射
【エルサレム=黒沢潤、ニューヨーク=長戸雅子】パレスチナ自治区ガザ地区でイスラエル軍によるイスラム原理主義組織ハマスの掃討作戦が続く中、レバノン南部から8日朝(日本時間同日午後)、少なくとも3発のロケット弾がイスラエル北部に発射され、2人が軽傷を負った。イスラエルも迫撃砲で一時応戦した。レバノンのパレスチナ系武装勢力による攻撃とみられる。また、ハマスなどパレスチナ各派は同日、エジプトの仲介による停戦調停を拒否する声明を発表。イスラエルもガザ攻撃を再開しており、戦闘は再び激化している。
ロケット弾はイスラエル北部ナハリヤの高齢者施設などに着弾し、女性2人がけがをした。民兵組織などレバノン内部のパレスチナ系の犯行とみられるが、犯行声明は出ていない。
フランス通信(AFP)は8日、2006年夏にレバノンでイスラエルとの武力紛争に突入したイスラム教シーア派組織ヒズボラが関与を否定したと伝えた。主要メディアは、イスラエルのガザ侵攻を牽制(けんせい)する一部のパレスチナ系組織の犯行との見方を示している。
一方、イスラエルの政府高官は8日、エジプトが仲介する停戦調停について話し合うため、カイロ入りして内容を協議。パレスチナ自治政府も調停に前向きな姿勢をみせたほか、エジプトのアブデルアジズ国連大使は、ハマスの代表もカイロでエジプトとの個別協議を開くと発表した。
しかし、AFPによると、ハマスを含むパレスチナ各派は8日、エジプト調停案は「正当な根拠がない」として受け入れを拒否する声明を発表。真意のほどは不明だが、調停は難航する見通しとなった。
また、国連安全保障理事会は7日、米英仏の3カ国が「即時かつ恒久的な停戦は急務」とする議長声明案を関係国に提示したが、議長声明と違って法的拘束力のある決議案の採択を主張するアラブ諸国と折り合いがついていない。





