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世界遺産「砂漠の摩天楼」倒壊の危機 イエメンで暴風雨、死者58人に
【カイロ支局】イエメン南東部のアデン湾沿岸で今月23日から暴風雨による洪水が相次いで発生、死者は25日までに58人に達した。AP通信などが伝えた。泥れんがで造られた高さ約30メートルの高層住宅が立ち並ぶ風景から「砂漠の摩天楼」とも呼ばれる国連教育科学文化機関(ユネスコ)指定の世界遺産「シバーム」にも被害が出ているという。
現地からの報道によると、南東部のハドラマウト州などで少なくとも家屋1700戸が洪水で破壊された。洪水や落雷による死者が出ており、路上生活を強いられる市民も多数出ているが、幹線道路が遮断された影響で食料や医薬品が不足しているという。
同州の町シバームは、16世紀以降に建築された地上8階に達する約500棟の建物が連なり、現在も約7000人が居住しているが、多数の住民が避難を強いられている。
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