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「攻撃にはいかなる手段でも自衛する」 駐日イラン大使が表明 (1/2ページ)
イランが、同国核施設攻撃を想定したイスラエルの軍事演習に対抗して、ミサイル発射実験を行う一方、ブッシュ米政権が、欧州連合(EU)を中心としたイランとの核交渉に高官を初参加させる柔軟姿勢に転じるなど、イラン核問題をめぐる動きが慌ただしい。外務事務次官(法務国際問題担当)として核問題に携わり、この3月に就任したセイエッド・アッバス・アラグチ駐日イラン大使に、核問題に関しインタビューした。一問一答は次の通り。(佐藤貴生、田北真樹子)
−−この19日にジュネーブで行われたEUなどとの核協議をどう評価するか
「全出席者が前提条件を棚上げして交渉することがより良いという結論に至っただけでも、一歩前進だ」
−−今回、国務省のナンバー3、バーンズ国務次官(政治担当)が同席したが
「(米国は)なぜ、前から派遣しなかったのか」
−−国際社会が求めるウラン濃縮活動を停止する考えは、イランにあるのか
「停止する道理が見当たらない。核計画は平和利用のためだ。イランにはその権利がある。米欧が交渉の前提条件として濃縮活動停止にこだわればこだわるほど、われわれの米欧への不信は強まる。米欧は、濃縮活動を停止せず時間稼ぎをしていると言うが、イランはすでに技術を取得し濃縮ウランを手にしているので時間は必要としていない」
−−米欧はイランの目的を核兵器開発だとみている
「米国などは将来、イランが核を兵器化すると言うが、現段階でその兆しはない。国連安全保障理事会はまだやってもいないことを理由に制裁を科している。
イランは2003年に米欧の要請で2年半にわたり核計画を停止し交渉した。制裁も続き、米欧の真の狙いは永久の核活動停止と分かった。信頼醸成は双方向であるべきで、イランは責任を果たした。米欧にもそうする責任があるはずだ」
−−そもそも、石油埋蔵量世界第3位の貴国がなぜ原子力を必要とするのか
「原子力は発電に使い、石油や天然ガスの輸出によって得た収入を、社会基盤の整備への投資に充てる」