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イスラエル、ガザ地区再封鎖 聖戦ロケット弾攻撃を「停戦違反」と非難
このニュースのトピックス:中東
【カイロ=村上大介】イスラエルは25日、イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザ地区に対する再封鎖を開始した。ガザ地区から24日、イスラエル領にロケット弾3発が撃ち込まれたことから、オルメルト政権はガザ地区をめぐる停戦合意に対する明確な違反だとして、合意に盛り込まれていた「段階的な封鎖解除」を凍結したものだ。
エジプトが仲介したイスラエルとハマスの間の停戦合意では、双方が軍事行動を停止し、イスラエルはガザ地区に対する石油や生活物資の通過を段階的に緩和するいう内容。しかし、イスラエルの封鎖解除が本格化する前に、ハマスとは別のイスラム原理主義組織、イスラム聖戦は、ヨルダン川西岸で同組織メンバーがイスラエル軍に殺害されたことへの報復として、ロケット弾攻撃を撃ち込んだ。
イスラム聖戦は「停戦を順守するが、西岸を含め、イスラエルによる攻撃に報復の権利は留保する」としており、今後もイスラエル軍によりパレスチナ人が殺害されればロケット弾攻撃を行うとしている。
ハマスは、ガザ再封鎖を停戦合意違反とイスラエルを非難する一方、イスラム聖戦にも自制を求めている。しかし、ハマス報道官は「ハマスは占領者(イスラエル)の国境を守る警察官の役割を演じることはない」として、ハマスがイスラム聖戦を力で押さえ込む考えはないとの姿勢を明確にした。