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対アフリカODA「別枠」に 削減対象外し倍増めざす (1/2ページ)

2008.5.17 18:23
このニュースのトピックスアフリカ

 政府は歳出改革の一環で削減の対象となっている政府開発援助(ODA)予算のうち、アフリカ向け分は除外する方向で検討に入った。今月28日から横浜市内で開かれる第4回アフリカ開発会議(TICADIV)で、日本のアフリカ重視姿勢をアピールする狙いがある。有償資金協力(円借款)を中心に今後5年間でアフリカ諸国へのODAを倍増することを目指し、無償資金協力も大幅に増やす。これらの方針を福田康夫首相が会議で表明することで調整している。

 対アフリカODAの規模は、20日に開く海外経済協力会議で詰めの協議を行う。財務省は削減対象から外すのではなく、ODA予算内のやり繰りで増額するよう主張しており、最終的には首相が政治判断する。

 日本の対アフリカODAは平成18年度まで増額が続いてきたが、19年度は一転して8・8億ドル減の17・1億ドルに落ち込んだ。

 18年の「骨太の方針」により、23年度のプライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字化に向けた歳出改革の一環として、ODA予算の前年比2〜4%の削減が打ち出されたことなどが背景にある。

 これに対し、自民党の外交関係合同部会は3月に削減対象からアフリカ向けODAを除外する提言をまとめたほか、党国家戦略本部も今後5年間で3倍増とする提言を4月に出した。

 経済協力開発機構(OECD)によると、ODA総額で日本は12年まで10年連続で世界1位だったが、米国や英国などに抜かれて18年には5位に転落。福田首相は「深刻な状況だ。そろそろ反転攻勢の足場を築かないといけない」と増額の必要性を認識していた。

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