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黒風船で苦難訴え パレスチナ「惨事」60年

2008.5.15 18:15
このニュースのトピックス中東

 パレスチナ人は15日、イスラエル建国により故郷を追われたナクバ(大惨事)の記念日を迎えた。占領地ヨルダン川西岸と東エルサレムでは、1948年のナクバから60年の日数と同じ計2万1915個の黒い風船を空に放ち、難民化や占領による苦難の日々を振り返るイベントを実施。

 ブッシュ米大統領らを招いて建国60年を祝っているイスラエルに対し、パレスチナ支援団体「国際連帯運動」が、「建国がもたらしたパレスチナ人の苦難は続いており、祝う理由などないことをイスラエルや国際社会に訴えたい」と、風船飛ばしを企画した。

 パレスチナ人は今月上旬から、西岸やガザ地区、周辺国の難民キャンプなど各地で、黒い服装でデモ行進するなどナクバ60年の行事を行っている。

 イスラエルは1948年5月14日に独立を宣言し、翌日、これを認めない周辺アラブ国が攻め込んで第1次中東戦争に。アラブは敗れ、推定70万人の住民が難民となった。(共同)

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