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イラク、サドル師派とマリキ政権が「停戦合意」 実効性は不透明
このニュースのトピックス:イラク情勢
【カイロ=村上大介】イラクのイスラム教シーア派の反米強硬派指導者、ムクタダ・サドル師の民兵組織、マフディー軍の拠点となっている首都バグダッド東部のサドル・シティーで米軍とイラク軍が続けていた民兵掃討作戦をめぐり、マリキ政権とサドル師派は10日、停戦に合意した。
停戦は11日に発効したもようだが、サドル・シティーでの作戦には米軍が深くかかわっており、マフディー軍の温存につながる停戦合意にどう応じるかは不透明だ。
米軍とイラク軍は3月末からマフディー軍に対する掃討作戦を展開。シーア派住民約200万人が住むサドル・シティーを封鎖し、連日、戦闘が続いていた。このため、これまでに住民数百人が犠牲になっており、サドル・シティー内の生活条件は極めて悪化していた。
ロイター通信などによると、双方は、(1)停戦発効から4日後にイラク軍は武器捜索を開始(2)令状のない住民の逮捕・拘束の禁止(3)イラク軍による道路封鎖の解除(4)サドル・シティーからグリーンゾーン(米軍管理区域)へのロケット弾、迫撃砲発射の禁止−などで合意した。しかし合意は、マリキ首相や米軍が狙うマフディー軍解体には触れていない。