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サドル師が全面戦争警告 イラク、掃討停止を要求
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イラクのイスラム教シーア派反米指導者サドル師は19日、配下の民兵組織マハディ軍に対する掃討作戦停止をマリキ政権に要求、応じなければ「全面戦争(の開始)を布告する」と警告する声明を発表した。
サドル師は昨年8月にマハディ軍の活動停止を宣言、イラクの治安改善につながったが、シーア派内の権力闘争を背景にしたマリキ政権のマハディ軍封じ込め戦略にいら立ちを強めている。
ロイター通信などが報じた声明によると、サドル師は「政府に最終警告を与える」と言明。治安部隊の中枢を握るシーア派有力政党イスラム最高評議会系のバドル旅団などの存在を念頭に、「政府に浸透した民兵組織(の活動)を止めねば、全面戦争を布告する」と述べた。
マリキ首相はマハディ軍を解体しなければサドル師派を10月の州評議会選挙に参加させない方針を示している。バドル旅団など事実上の民兵組織には目をつむり、米軍と協調してマハディ軍だけを狙い打ちする政府の姿勢をサドル師派は非難。
声明はまた「われわれの協力なしに現政権は成立しなかった。占領軍(米軍)と同盟する政府は独立し主権を有するとは言えない」と批判した。(共同)