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サドル師「反米」旗印に才能発揮 イラク軍との戦闘終息 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:イラク情勢
【カイロ=村上大介】バスラなどイラクの中・南部地域を約1週間にわたり大混乱に陥れたイスラム教シーア派反米強硬派指導者、ムクタダ・サドル師派の民兵組織マフディー軍とイラク軍の戦闘は、少なくとも460人の死者を出し、いったん終息した。マリキ首相は1日、作戦の「成功」を宣言したが、マフディー軍は温存され依然、米軍の支援なしに政府軍が独り立ちするにはほど遠い現状を浮き彫りにした。政府軍と互角に戦った強力な民兵を動かすサドル師とは何者なのか。
首相自らがバスラに乗り込み、陣頭指揮したマフディー軍掃討作戦は3月25日に始まった。首相は当初、民兵に対し「3日以内」の武装解除を要求し、「最後まで戦う」と強気だったが、次第に弱気に転じ、ついには水面下の交渉で(1)マフディー軍の武装継続容認(2)戦闘員の免責(3)サドル師派メンバーの拘束停止−というサドル師側の要求を受諾。これを受けて同師が30日に戦闘停止を命じ、事態はようやく収拾に向かった。

