シルクロードの要衝として栄えたアフガニスタンのバーミヤンの大仏が、イスラム原理主義勢力タリバンに爆破され消滅したのは2001年3月。写真は西仏(高さ約55メートル)と東仏(高さ約38メートル)がまだ存在していたころに撮影された。7世紀、バーミヤンの繁栄ぶりを唐の玄奘三蔵は、「仏閣は数十、僧徒は数千人。西仏は金色と宝飾で輝く」(大唐西域記)と記した。その象徴が2つの大仏だったが、世界遺産と同時に危機遺産に登録されたのは破壊された後だった。