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ケニア各地で暴動発生 死者120人以上、大統領選めぐり
このニュースのトピックス:紛争・クーデター・革命
【ロンドン=木村正人】27日に投票が行われ、与党国家統一党(PNU)の現職キバキ大統領(76)の再選が発表されたケニア大統領選について、最大野党オレンジ民主党(ODM)のオディンガ候補(62)の陣営が開票に不正があったと猛反発、30日夜から31日にかけ、首都ナイロビなどで警官隊と激しく衝突し、暴動が発生している。ロイター通信によると、ケニアの地元テレビは27日以降、死者は120人以上にのぼっていると伝えた。
同通信などによると、西部の都市キスムで、現職の再選が発表された30日夜から31日にかけ、不満を爆発させたオディンガ氏の支持者らが暴動を起こし、多数の死者が出た。オディンガ氏の支持基盤であるナイロビの貧困層地区では、棍棒(こんぼう)などで武装した若者らがキバキ大統領支持者を襲撃、商店や車に放火している。装甲車や治安部隊が配置され、上空にはヘリコプターが旋回して警戒を強めている。
ケニア政府は混乱がさらに拡大するのを防ぐため、テレビの生中継を禁止した。
ケニア選挙管理委員会は30日、キバキ大統領が約458万票を獲得、約435万票のオディンガ氏を約23万票差で破り再選を果たしたと発表。キバキ氏は同日、大統領就任を宣誓した。2期目で任期は5年。
キバキ大統領は最大民族キクユ出身。西部の有力民族ルオ出身のオディンガ氏は大統領選で所得格差の拡大や汚職蔓延(まんえん)などを指摘、キバキ大統領の「キクユ優遇政策」を激しく批判した。開票終盤まではオディンガ氏がリードし、勝利宣言まで行っていた。
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