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刑事被告から大統領候補へ 貧困育ち、庶民の人気者

2007.12.19 09:22
このニュースのトピックスアフリカ

 刑事裁判の被告から一転、次期大統領レースのトップに躍り出た。

 ムベキ大統領とは犬猿の仲とされる。副大統領だった2005年、汚職への関与をめぐり解任、起訴された。ズマ氏側は「政治的陰謀」と反発。手続き上の問題で裁判は中止されたが、検察は再起訴に意欲をみせる。

 同じく2年前、強姦(ごうかん)罪にも問われた。相手はエイズウイルス(HIV)に感染した女性。結果的に無罪となったが、公判で「自分が感染する確率を下げるため、直後にシャワーを浴びた」と発言し、物議を醸した。

 いわく付きの経歴だが、黒人貧困層や低賃金労働者の人気は絶大だ。「出世して裕福になっても庶民の声に耳を傾ける姿勢が人々の心をつかんでいる」と地元紙記者。

 クワズールー・ナタール州生まれ。貧しい家庭で育ち、公教育すら受けられなかった。10代後半でアフリカ民族会議(ANC)に参加し、軍事部門を通じてアパルトヘイト(人種隔離)に抵抗。

 マンデラ前大統領と同様、「監獄島」と呼ばれた南ア沖のロベン島へ流刑になった“闘士”の1人。同国最大民族ズールーの出身。65歳。(共同)

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