紅海に面したイエメンのザビードは、代数学が生まれるなどかつてのイスラム文化圏の代表的学園都市。9世紀に初の大学が開校したのをきっかけに、13〜15世紀には200以上の神学校、モスク(イスラム寺院)などが建設された。写真はこの時期につくられた宮殿だ。しかし、歴史的建造物の急減を理由に2000年に危機遺産に登録された。神学校などがコンクリート建築に次々に建て替えられているためで、いにしえの学都の保全が急がれている。