MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

大統領世襲に結論出ず

2007.11.9 19:53
このニュースのトピックス中東

 エジプト与党、国民民主党(NDP)の党大会がこのほど首都カイロで開催されたが、26年の長期政権を維持するムバラク大統領(79)が、二男ガマル・ムバラク氏(43)に政権を継承するのか否かという最大の焦点に明確な方向性は示されなかった。

 イスラム原理主義組織メンバーやジャーナリストの大量逮捕、警察官による容疑者の拷問が相次ぎ、民主化実現が遠い同国。野党勢力などは、大統領の死後に二男が後継となったシリア同様の世襲が行われるのではないかと警戒している。

 6日までの党大会では「ガマル氏がNDPの幹事長に就任し後継への足固めを図る」(外交筋)との観測が広がっていたが、実際には73歳のシャリフ幹事長が留任。中東通信によると、党首のムバラク大統領の意向とされる。ガマル氏は副幹事長にとどまった。

 一方で同党は「最高評議会」を新設し、ガマル氏をその一員に選任。ことし3月の憲法改正で、各党の最高評議会メンバーから大統領候補が選ばれると規定が変更されており、「後継の地ならし」と受け止められた。

 ガマル氏は今月5日の記者会見で将来の大統領就任について「推測するのは自由だが、私は2010年の総選挙に集中している」と党務専念の姿勢を示し質問をかわした。

 NDPは3日、初の党員投票でムバラク大統領を党首に再任したが、賛成5248票に対し反対はわずか9票。独裁体制に揺るぎはなく、ムバラク大統領は6日の演説で「いかなる干渉も受け入れず、エジプトの安定と安全保障のためにまい進する」と言い切った。(共同)

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2007 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。