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謎深まる「世界最大ダイヤ」偽物や密輸出説も
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南アフリカの鉱山で今年8月、「世界最大のダイヤモンド」の原石が発掘されたと話題になった。だが、この原石は、その後も専門家の鑑定が行われず、偽物説や密輸出説まで飛び出して、謎が深まっている。
鉱山側の窓口となった実業家のジョリー氏は8月末、南ア北西州の鉱山で「約7000カラットのダイヤとみられる原石」を発見したと発表。本物なら、20世紀初頭に同国で見つかり、現在世界最大の約3100カラットの原石の約2倍となるだけに鑑定結果が注目されていた。
しかし、英紙ガーディアンなどによると、鑑定などを進めようとした世界ダイヤモンド取引所連盟のブロム会長は1カ月以上たっても現物を見せてもらえず、「ダイヤが存在する可能性はあると思うが、何か(きな臭い話)が進行している」と不信感を抱き、今月、鑑定作業から撤退した。
鉱山関係者が巨大ダイヤが見つかったと偽り、ジョリー氏に鉱山周辺の土地を高く売り付けようとした可能性もあるという。
同氏によると、鉱山関係者が簡易鑑定装置でダイヤであることを示したが、装置には細工をした形跡があったという。
ジョリー氏は「(鑑定されたのは)明らかにプラスチックだった」と激高。ただ、同氏は「原石は実在すると信じている」と述べ、税逃れなどのため既に国外へ密輸出された疑いもあるとしている。(共同)

