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【朝鮮半島ウオッチ】北朝鮮、ICBM完成まであと3年? (1/4ページ)
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停滞する核問題で米朝協議が動き出した。ただし、北朝鮮は対等な核軍縮交渉を目指し、米国は北朝鮮の核保有を決して認めず6カ国協議復帰を求めるとの立場で、両国の主張はまったくの平行線だ。駆け引きの行方を左右するのは米国による経済制裁の効果と、北朝鮮の「核・ミサイル交渉力」である。そんな中、北朝鮮は3日、使用済み核燃料棒からのプルトニウム抽出を「8月末までに成功裏に終えた」と発表した。交渉で優位に立っているのは、米国なのか、北朝鮮なのか。(久保田るり子)
北朝鮮の「核の実力」
今回の燃料棒の再処理(8000本)で抽出されたプルトニウムは約15キロ〜35キロ(原爆3〜5個分)。北朝鮮はすでに燃料棒を使い果たしており、原子炉の老朽化や爆破した冷却システムの新設もないことから、プルトニウム抽出はこれが最後となる見込みだ。
1986年以来の実験用原子炉運転と燃料棒再処理で蓄積したプルトニウム総量65〜90キロ(専門家の推定)に今回分を併せ、「全武器化」が行われれば、北朝鮮の保有核兵器は10数個となる。
北朝鮮は今年4月に使用済み燃料棒の再処理作業開始を表明して以降、「軽水炉建設のためのウラン濃縮作業の着手した」(6月)、「ウラン濃縮試験が成功裏に進んだ」(9月、国連安全保障理事会への手紙)と発表し、ウラン型(広島型)核兵器の開発・配備を進めていることを宣言している。今後はイランと同様、「平和利用」を口実とした戦術を取るものとみられる。
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