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北朝鮮の核開発は「脅威」 天野IAEA次期事務局長

2009.7.4 18:36
このニュースのトピックス北朝鮮
インタビューに答える天野之弥ウィーン国際機関代表部大使(共同)インタビューに答える天野之弥ウィーン国際機関代表部大使(共同)

 【ウィーン=共同】国際原子力機関(IAEA)の次期事務局長選挙で当選した天野之弥ウィーン国際機関代表部大使(62)=写真=は3日、共同通信のインタビューに応じ、核実験など北朝鮮の核開発が「東アジアの脅威になっている」と危機感をにじませ、イランのウラン濃縮活動についても「憂慮すべき状況だ」と問題解決の必要性を強調した。

      ◇

 天野之弥ウィーン国際機関代表部大使との一問一答は次の通り。

 −北朝鮮の核開発をどう見るか。

 「外交官の立場で見た場合、東アジアの脅威になっているのは間違いない。大変、懸念すべき事態だが、対話を通じて解決する以外にない。一刻も早く6カ国協議を再開して、核廃棄に向けた進展と検証のための枠組みが合意され、IAEAが重要な役割を果たすことが期待されている。寧辺の監視要員は退去したが、さまざまな外交手続きを踏んだ上で、IAEAとして関与できることはやっていく」

 −イラン核問題については。

 「極めて憂慮すべき状況だ。未申告の核活動が行われ、国際社会の信頼は失われたが、イランはウラン濃縮という機微な活動を拡大しつつある。エルバラダイ事務局長もイランの核問題解決に尽力したが、問題は今も解決していない。腰を据えて対話路線を引き出していきたい」

 −核軍縮への取り組みを強める米オバマ政権については。

 「IAEAにとっては追い風だ。IAEAは安全保障の面で国連に次ぐ重要な国際機関であり、米国が予算増という形でIAEAに協力しようというのもプラスだ。米国のイランなどに対する働き掛けについても期待している」(共同)

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インタビューに答える天野之弥ウィーン国際機関代表部大使(共同)

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