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金総書記の後継体制焦点 三男・正雲氏立候補か 北、最高人民会議代議員選挙 (1/2ページ)
【ソウル=水沼啓子】北朝鮮の最高人民会議第12期代議員(国会議員に相当)選挙が8日、実施された。9日にも発表される当選名簿で世代交代などが判明する見込みで、健康問題を抱える金正日総書記の後継体制が注目される。約1カ月後には今回選出された代議員による第1回会議が開催される見通しだが、北朝鮮はその直前に長距離弾道ミサイルを発射する可能性もあり、日米韓など各国が注視している。
代議員選は2003年8月以来。憲法上の任期は5年のため、任期切れの昨年9月以前に行われるはずだったが、金総書記の健康問題で実施時期が先送りされたとみられる。各選挙区の候補者は1人で“信任投票”の形式で行われ、候補者全員が当選する見込み。
候補者名やその人数は明らかになっていないが、平安北道のある選挙区に金正日総書記の三男、正雲氏が立候補したという情報があり、金総書記の後継者問題に絡んでその動向が注目されている。
投票については、朝鮮中央放送などが8日午前9時から30分間にわたり、金総書記の選挙区である「第333号選挙区」の投票もようを放送した。ラヂオプレス(RP)によると、金総書記は平壌市内の金日成政治大学で投票を行ったと報じた。金総書記の投票写真は公開されたが、前回放映された動画はなかった。
朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は8日の社説で、「今日の選挙を通じて、偉大な将軍(金総書記)に従って軍事優先の道を最後まで歩んでいくという、わが軍隊と人民の鉄石のような信念と意志を余すところなく示さなければならない」とし、有権者に投票を呼びかけた。


