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なぜ有名女優は自殺したのか? 韓国社会の悲劇 (1/4ページ)
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韓国の有名女優、チェ・ジンシルさんが今年10月、自殺した。インターネット上の悪質な書き込みが引き金になったとされる。チェさんは多くの人に愛された国民的女優だったことから、韓国社会に与えた衝撃は大きい。韓国のテレビ局が葬式の様子を生中継したほどだ。韓国国会でも、チェさんの自殺が取り上げられ、ネット上の誹謗(ひぼう)中傷に対して厳罰を科し、本人確認(実名制)も強化する「サイバー侮辱罪」の導入も検討されている。
韓国では、ネット上の心ない書き込みが原因で有名人が自殺したケースはチェさんが初めてではない。2007年1月に歌手のチェ・ユニさんが首をつって自殺。同じ年の2月には女優のチョン・ダビンさんも自殺した。ともに、美容整形疑惑などに関するネット上の辛辣(しんらつ)な書き込みが原因とされる。
世の中にさまざまな考えの人間がいるので、批判は付き物だ。どんなに良いことをしても、それを悪く言う人は必ずいる。とくに世間から脚光を浴びるスターに対しては、やっかみ半分の悪口やデマも絶えない。最初からネット上の書き込みを見ないことだが、人が自分のことをどう見ているかを知りたくなるのが、人の常というものだ。
たとえ自分に対する書き込みを読んでしまったとしても、自殺に追い込まれるほどひどい内容というものは、どんなものなのか。チェさんの自殺騒動のとき、記者には外国語である韓国語の語感がないので、ソウル支局の韓国人スタッフにチェさんに対する書き込みをチェックしてもらったところ、「これはひどい」と絶句していた。
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