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北朝鮮の人権状況を非難 国連総会委が4年連続決議案採択
このニュースのトピックス:北朝鮮拉致事件
【ニューヨーク=長戸雅子】国連総会第3委員会(人権)は21日、北朝鮮の人権状況を非難し、拉致被害者の即時帰国を求める決議案を賛成95、反対24、棄権62の賛成多数で採択した。今回は韓国が初めて共同提案国に加わった。
第3委員会での対北決議案の採択は4年連続。決議案は12月に総会本会議に上程され、本会議でも採択される見通し。総会決議に拘束力はないが、4年連続の採択は北朝鮮への国際的圧力となる。
決議案は、昨年の決議に初めて盛り込まれた「拉致被害者の即時帰国の保証」を改めて要求、人権侵害に関与した人物を独立した司法制度のもとで処罰し、労働者の権利改善のため国際労働機関(ILO)と協力することなどを北朝鮮当局に促した。
北朝鮮の朴徳勲国連次席大使は「決議案を断固として拒否する」と述べ、韓国が共同提案国になったことにも「わが国の尊厳や体制に対するあからさまな挑戦で憂慮すべき挑発」と強い反発をみせた。
一方で、日本人拉致被害者の再調査を「行う用意がある」ことにも言及した。 4年連続の採択について奥田紀宏次席大使は「拉致問題に対する理解が国際社会で高まってきた証拠」と分析。
人権問題は総会でなく、ジュネーブの人権理事会(47カ国)に集約すべきとの立場から棄権に回った国もあったが、日本外交筋は「192カ国が加盟する総会で採択されることで、決議の普遍性がより増すことになる」と意義を強調した。
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