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6カ国協議の首席代表会合 今夕開会 北朝鮮の核申告検証方法が焦点
【北京=久保田るり子】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の首席代表会合が10日午後4時(日本時間同5時)から北京の釣魚台迎賓館で始まる。北朝鮮が先月提出した核計画申告の検証方法が最大の議題となる。9日は米朝など2国間の事前調整が進んだ。
検証体制の焦点は、米国などが求めている核施設の立ち入り調査や技術者への聞き取り、サンプル調査など具体的な方法と、米国のテロ国家指定解除手続きの進む中で検証をいつ開始する時期。検証は「数週間あるいは数カ月かかる」(米国のヒル国務次官補)とされるが、早期開始を求める米国などの各国に対し、北朝鮮側は8月中旬の解除発効後の開始を主張することが予想されている。
韓国の聯合ニュースは9日、北朝鮮は検証チームの寧辺入りや核関係者らへの聞き取りなどで米国と基本的に合意したが、装備搬入や調査時期の事前通告、調査期間や費用分担などで調整が続いていると報じた。
北朝鮮側はまた、無能力化と申告の第2段階措置に関して関係国の経済・エネルギー支援の遅滞を問題視しており、支援早期実施を要求する公算が大きい。
首席代表会合は核廃棄段階に入る第3段階の協議の方向性、6カ国外相会合開催についても意見を交わす見通しで、ヒル次官補は9日、「(協議が)核廃棄段階に進むことを望む」と改めて強調した。
一方、日朝の拉致問題再調査に関して進展があるかどうかは不透明だ。韓国の首席代表、金塾(キム・スク)朝鮮半島平和交渉本部長によると、今会合では、非核化作業部会や経済・エネルギー支援作業部会が首席代表会合と並行して行われる予定だが、日朝作業部会は未定だ。
拉致問題は6月の日朝実務者協議で北朝鮮が「再調査」を約束、日本は見返りとして経済制裁の一部解除を表明したが、その後、具体的な進展はない。日本は北朝鮮側に再調査に関する協議開始を要請したい考えだ。

