MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

【高英煥の眼−北朝鮮遠望】「通米対南戦略」の虚実  (1/3ページ)

2008.6.28 20:14
このニュースのトピックス北朝鮮核問題

 北朝鮮は米国側に膨大な核関連資料を渡し冷却塔爆破ショーを行った。米国は北朝鮮に対する“テロ支援国家指定解除”を約束するとともに、50万トンの食糧支援も発表している。金正日総書記は3月1日、平壌の中国大使館を訪問し「中朝両国は1つの家族と同じだ」と発言した。日朝間でも北朝鮮は拉致問題の“再調査”と「よど号」犯人引き渡し協力を表明した。

 これらを総合してみると、北朝鮮の対外環境は“良い方向”へ向かっているようにみえる。北朝鮮は何を考えているのか?

 まず、秋の米大統領選を前に外交的な成果を切に望むブッシュ大統領を利用し、彼の任期中に“テロ支援国家指定解除”を実現することによって今後、米国にどんな政権ができても対米関係が「後戻りができないよう」にしておこうとしているのだ。

 北朝鮮は米国の圧力を受け入れ、日本人拉致問題の“再調査”を約束した。これは「拉致問題は解決済み」という従来の立場を1歩前進させたもので、日本の要求を一部受け入れたものといえる。その意図は、まず日本が米朝の関係改善を妨害できないようにすると同時に、中長期的には「金(かね)になる日朝関係正常化」に向けて礎石を敷くためとみられる。

関連トピックス

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。