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【グローバルインタビュー】「核交渉は北朝鮮のワンサイドゲーム」 (3/4ページ)
■核施設の内部
「施設の安全管理は米国や日本の基準とは程遠いものだった。施設は老朽化し、床はあちこちで腐っていた。汚染レベルは非常に高かった。施設内のどの場所を歩けばいいのか、歩いてはいけないのか分からず、恐ろしかった。もちろん防護服を着用し、安全対策の専門家も同行した。施設を訪れるたびに精密検査を行った。ソン・キム国務省朝鮮部長の靴は汚染されたため、彼は靴を捨てなければならなかった。
少なくとも数年は稼働できると思ったが、原子炉技師も再稼働できるか疑問視していた。興味深い発言だった」
■シリア空爆
レディ氏らが寧辺を訪れる前の昨年9月6日、イスラエル軍がシリア領内を空爆した。米政府は今年4月、北朝鮮の協力によって建設された原子炉だったと公表した。
「われわれは常にシリアの大量破壊兵器開発計画に懸念を示してきた。(米政府内の)地域専門家たちはショックを受けたと思う。北朝鮮がシリアとの間で弾道ミサイル開発をしていたことはよく知られていたが、核協力の重大さは特別だからだ。ただ、米政府は行動を起こさなかった。米紙ワシントン・ポストは北朝鮮の南川江貿易会社(NCG)が中国や欧州でシリアのために原子炉の部品を調達していたと報じたが、この会社や個人は監視対象だった。制裁を加えるのに十分な情報を持っていたが、そうしたことは行われなかった」
ブッシュ大統領は06年10月の北朝鮮による核実験後、「核兵器や関連物質が第三国や(テロ組織などの)非政府組織に渡ることになれば、米国への重大な脅威となる。北朝鮮は全面的な責任を負うことになる」と警告する声明を出した。レディ氏はこれについて、「大統領の声明は重大なものだった。シリアのケースは明らかに越えてはならない一線を越えているというのが、不拡散関係部門の解釈だった。しかし、いまは修正主義者の歴史観が政権内で幅をきかせているようだ」としている。
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