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韓国でも新しい歴史教科書 保守派が左翼史観を批判 (1/2ページ)
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【ソウル=黒田勝弘】韓国でこれまでの歴史教科書を民族主義的傾向が強く左翼的だと批判し、均衡の取れた内容を目指す「新しい歴史教科書」が登場し論議を呼んでいる。高校の選択科目である「韓国近現代史」向けのもので、日本統治時代については暗黒面や抗日独立運動だけではなく、経済発展や近代文明の流入による近代化の進展など肯定的な面にも多く触れている。
また韓国の戦後(解放後)の歴史についても、新政府樹立や北の侵略から国を守った李承晩時代、高度経済成長を実現した朴正煕時代を高く評価し、韓国の国家的発展など明るい面を多く記述している。
この“新教科書”は李栄勲ソウル大教授ら保守派学者による研究組織「教科書フォーラム」が作ったもの。これまでの近現代史教科書が民族的抵抗や反政府運動中心のいわゆる左翼的な“民衆史観”で記述され、韓国人や韓国社会が経験してきた多様な出来事が記述されず、単純で偏狭な歴史になっていたとの批判、反省が背景にある。
ただ新しい教科書は「代案教科書/韓国近・現代史」となっており、実際に教科書に使われるには政府(教育科学技術省)の検定に合格した後、各学校での採択審査を受けなければならない。
また韓国の歴史教科書にはこれとは別途に通史として中学高校向けの「国史」があり、「国史」は国定教科書で全国一律に使われている。
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