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観客1500人、総立ちで拍手 NYフィル北朝鮮公演
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「ブラボー」。米ニューヨーク・フィルハーモニックが26日夜、計8曲に及んだ初の北朝鮮公演を終えると、会場の東平壌大劇場を埋めた約1500人の観客は総立ちで拍手を送った。
北朝鮮の観客は「歴史ある楽団らしい、とてもよい演奏だった」と口々に評価。国立交響楽団の男性(25)は「これから、米国がわが国に対する孤立政策をやめ、音楽だけでなく、より広い分野で交流が進めばいいと思う」と話した。
芸術団の女性団員は「わが国の芸術団も米国で公演できれば素晴らしい」と期待をのぞかせたが「そのためには米国が(敵視)政策を平和共存に変える必要がある」と注文を付けた。
「チョウウン シガン テセヨ(楽しい時を過ごしてください)」。タクトを振ったロリン・マゼール音楽監督は2時間弱の公演中、覚えたてとみられる朝鮮語を交えながら演奏曲について説明。「パリのアメリカ人」を紹介する際に「いつか“平壌のアメリカ人”という曲が生まれるかもしれません」とユーモアを交えながら話すと、観客席からどっと笑い声が上がる一幕もあった。
6カ国協議の北朝鮮次席代表、李根外務省米州局長もクリントン前米政権のペリー元国防長官と並んで鑑賞。李局長は「よかった。(米朝関係も)うまく進展するよう願っている」と語った。(共同)