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北朝鮮、韓国の李明博新大統領に50日以上も触れず (1/2ページ)

2008.2.9 18:12
このニュースのトピックス北朝鮮核問題

 労働新聞や朝鮮中央通信をはじめとする北朝鮮の官営メディアが、昨年12月19日の韓国大統領選以降、李明博(イ・ミョンバク)氏の当選や今月25日に発足する次期政権について全く報じていない。融和的だった過去の政権に比べ、核問題や人権問題をめぐり、現実的な対北政策が予想される李明博新政権の動向をうかがっているかのようだ。

 大統領選の結果について北朝鮮メディアが報じたのは「(保守系の)李会昌が大統領選挙でまたしても失敗した」(1月12日の平壌放送)と李会昌氏落選に触れただけ。保守系ハンナラ党の李明博氏が当選したことは選挙から50日を過ぎても伝えられていない。

 韓国大統領選について北朝鮮メディアは、1997年の金大中氏当選の際には3日後に「政権交代」を伝え、15日後に金大中氏の名に初めて言及した。2002年には2日後に盧武鉉氏当選を報じた。融和的な対北政策が確実視された金大中、盧武鉉氏の当選を北朝鮮が歓迎していたことが、当選を報道した背景にあると当時みられていた。

 李次期大統領の対北政策は、金、盧両政権に比べ現実的で「相互主義」を原則としている。対北支援は否定しないが、「北が核を廃棄すれば本格的な南北交流が進展する」(当選翌日の談話)とし、核放棄を前提に400億ドル(約4兆3000億円)の規模の国際基金設立を検討している。

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