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南北関係は一時冷却化? 韓国
このニュースのトピックス:北朝鮮核問題
【ソウル=久保田るり子】北朝鮮は20日までに韓国大統領選の結果には言及していない。当初、3000ドルプロジェクトに強い興味を示し、「北朝鮮は李明博政権への準備を整えている」とされる北朝鮮だが、李政権が「核廃棄」を前提に支援見直しを始めた場合、どのような対応に出るのだろうか。
「北朝鮮は盧武鉉政権の約束した支援のいい部分をどう取るかに腐心する。特に食糧だ。だが表向きには柔軟姿勢に転じて韓国に妥協したように出てくる可能性がある」とするのは康仁徳・元韓国統一相だ。
康氏は、北朝鮮は南北関係をあえて冷却化させ「対話のない対話」を行い、その後姿勢を軟化し譲歩を狙うとみている。「核問題で李政権は南北対話が一時的に断絶しても問題はないとの断固とした姿勢を取るべきだが、李政権がこうした対応を取れるかどうか。最初の6カ月の対応を見なければわからない」と話している。
一方、韓国が核問題で厳しい対応をみせた場合「北朝鮮は米国、中国に戦略的に接近するのではないか」とみるのは防衛省防衛研究所の武貞秀士・統括研究官だ。武貞氏は「北朝鮮が米中に接近し南北関係の冷却化で韓国が孤立した場合、李明博政権がこれに耐えられるかどうか。李明博政権は米韓関係の再構築を重要視するため、米国の対北政策の影響が強く反映するのではないか」と分析している。