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急拡大する闇市場 北朝鮮が取り締まり強化を文書で指示 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:金正日総書記
北朝鮮の朝鮮労働党が10月、急速に拡大する市場の活動を押さえ込むため、地方などの下部組織に取り締まり強化を指示した内部文書の内容が12日、明らかになった。文書は市場での韓国製品などの取引を禁止、20代の女性が市場で働くことを禁じたほか、市場を舞台に拝金主義が高まっていることも指摘している。北朝鮮がこのタイミングで取り締まり強化に乗り出したのは、金正日総書記が統制力強化の一環として社会秩序の取り戻しを図る狙いがあるとみられる。
朝鮮労働党中央委員会が出した文書は「市場に対する正しい認識を持ち人民の利益を侵害する非社会主義的行為をやめよう」と題され、現在の北朝鮮では、合法の市場で商売できない人が「市場の周辺や住宅地域などで商売を営み、社会的な秩序と規律を著しく乱している」と指摘。ある市では、闇市場が道路にまで広がり「数万人もの商売人によって埋め尽くされている」などと記述されている。
また、急速に拡大する市場によって「深刻な問題」が生まれたとして、就労年齢に達している女性の大半が市場での商売に従事している点を挙げた。特に大学を卒業し教員や医者になった後に、生活苦から本来の仕事を辞めて商売人に転じた女性などについて「本分を捨て商売行為に走ることは、初歩的な良心と義理さえない行為」と批判。こうした女性の市場での商売を禁止し、職場復帰を求めている。
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