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金養建が新側近に浮上 金総書記に同席

2007.10.4 22:09
このニュースのトピックス金正日

 【ソウル=黒田勝弘】韓国と北朝鮮の南北首脳会談は4日、終了したが、金正日総書記の側近として北朝鮮側で首脳会談にただ1人同席した金養建・労働党統一戦線部長の存在が注目されている。

 金養建部長は日本でもよく知られた前任の金容淳書記が2003年、病死した後、空席だった統一戦線部長に今年3月に就任。今回、金総書記の補佐役として盧武鉉大統領との首脳会談の席に登場した。会談の重要性からして金総書記の信頼は厚く新しい“懐刀”とみられている。

 統一戦線部は主に韓国との関係を統括する党の重要機関。韓国に対する政治工作や各種会談への対応などを担当し、韓国ではこの12月、大統領選があるため、対韓関係はきわめて重要になっている。

 金養建部長は69歳。金日成大学卒でチェコ留学の経験があるエリート出身。労働党国際部など対外関係の経験が長く、外交通といわれる。国際部長のほか外交協会副会長、朝日友好親善協会会長などを歴任している。国会議員にあたる最高人民会議代議員も3期務め、2003年には権力中枢である国防委員会参事に任命された。

 これまで金総書記の訪中に同行し、プーチン・ロシア大統領との首脳会談にも同席している。今回の南北首脳会談開催にあたっては、韓国側の金万福・国家情報院長と事前会談を重ね準備を進めてきた。

 端正な容貌(ようぼう)で見栄えもいい。物静かな学者タイプの印象だ。韓国マスコミは「中国、日本関係の経験が豊富で朝鮮半島情勢の読みにすぐれている」との北朝鮮専門家筋の評を伝えている。

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