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盧大統領“突然の乾杯”に緊張も 南北首脳会談 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:金正日総書記
【ソウル=久保田るり子】韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は2日、南北首脳会談のため徒歩で軍事境界線を越えて北朝鮮入りし、平壌の4・25文化会館広場で出迎えた金正日(キム・ジョンイル)総書記と握手を交わした。首脳会談は3日の午前と午後、2回予定され、南北平和体制の構築や経済協力関係、統一問題などを協議、共同声明の採択を予定している。
2日正午前、盧大統領は平壌の人民文化宮殿広場で金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長の出迎えを受けたあと、オープンカーで数十万人の市民が万歳を叫ぶ中、歓迎式典が行われる4・25文化会館までパレードした。
ただ、式典会場は到着予定の1時間10分前に変更され、さらにその5分後に再変更された。金総書記が出迎えることも直前に韓国側に知らされたという。金総書記が姿をみせたのは盧大統領が到着する5分前だった。
盧大統領が金総書記に歩み寄って握手したが、2000年の南北首脳会談の時のように両首脳が抱擁することはなかった。韓国共同取材団によると両首脳は「お会いできてうれしい」と述べ合ったという。
この後、盧大統領は万寿台議事堂で金永南委員長と1時間40分にわたって会談。夜は金委員長が晩餐(ばんさん)会を主催し、金委員長は「われわれの前には祖国統一の新しい時代を開くという崇高な課題が残っている」とあいさつした。晩餐会の途中、盧大統領が突然、マイクを握り、「南北間の平和には欠かせないことがある。それは金総書記が長生きし、金(永南)委員長が健康でなければならないことだ」と述べ、出席者全員が立ち上がって乾杯に応じる“ハプニング”もあった。場違いな雰囲気に会場は一瞬、緊張したという。