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やはり健康に問題か 3カ月ぶりに見る金総書記
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北朝鮮の金正日総書記は2日、南北首脳会談のため平壌に到着した盧武鉉大統領の歓迎式に久しぶりに姿を現したが、満65歳という年齢の割には老けて見え、表情にも生気が無く、やはり健康に問題があるように見えた。閲兵などで歩行には異常は見られなかったものの、肉体的な衰えを印象付けた。
平壌入りした盧武鉉大統領に対する歓迎式は、当初の予定が急きょ変更され、「4・25文化会館」前の広場で金総書記が出席して行われた。場所変更は金総書記の行動を秘匿するためで、北朝鮮当局が金総書記の身辺の安全をいかに重視しているかを物語るものだ。
金総書記はわずかにほほ笑み盧大統領と握手し簡単なあいさつをかわした。明るい笑顔でいきなり抱き合った7年前の金大中大統領とは異なり、事務的で冷めた感じの出迎えだった。
この後、両首脳は徒歩で儀仗隊を閲兵し壇上で儀仗隊の行進を査閲。続いて随員など双方の要人紹介や、歓迎陣への手を振ってのあいさつなどがあった。
歓迎式は15分ほどで終わったが、テレビ中継で映し出された金総書記は顔や首筋にシワが目立ち、頭髪もかなり薄くなっていた。老眼のせいか目もはれぼったく見えた。閲兵では大きな異常はなかったが直線歩行に多少乱れがあった。
老けた表情に比べ腹は大きく張り出し、これまでになく肥満が目立った。笑顔はほとんどなく、退屈そうに口をもぐもぐ動かすすなど無表情の場面が多かった。
金総書記は7月に中国の外相と会談した際、その姿が公開され「老い」や「やつれ」が指摘されている。今回の事務的な感じの出迎えについてソウルでは「前回の金大中前大統領とは違い盧大統領は自分より年下だったためではないか」といった見方も出ている。(ソウル 黒田勝弘)