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盧武鉉大統領が訪朝 金正日総書記が出迎え
南北首脳会談出席のため、盧武鉉大統領は2日、韓国の大統領としては初めて軍事境界線を徒歩で越えて陸路訪朝した。金正日総書記は同日正午前、平壌市内の「4・25文化会館」で盧大統領を出迎え、儀仗(ぎじょう)兵らによる歓迎行事が行われた。金大中前大統領以来、7年ぶり2度目の首脳会談は3日に予定されており、朝鮮半島の平和体制構築問題や南北経済協力などを協議し、共同宣言を採択する。
金正日総書記は前回に続いて、韓国大統領の平壌到着を出迎えた。
盧大統領の歓迎会場が同日午前、平壌最大の催し会場「4・25文化会館」に変更され、正午前、金正日総書記が姿をみせた。南北首脳は握手を交わし、儀仗兵らによる歓迎行事が行われた。
盧武鉉大統領はこの日出発に際して談話を発表、「2000年の首脳会談は新しい道を開いたが、今回は障害物を取り除き遅滞している足取りを早める」と位置づけ、議題について「平和政策と経済発展を進めるための実質的で具体的な進展を推進する」と語った。
核問題に関しては「非核化と朝鮮半島の平和体制は究極的に南北の合意だけで解決できる問題ではないが、基本的方向を設置する南北の意志が重要だ」と述べ、核廃棄プロセスは6カ国協議が主体との考えを示した。
盧大統領は2日午後、金永南最高人民会議常任委員長と会談し、金総書記との首脳会談は3日に予定されている。会談では平和体制、経済協力など民族共同の繁栄、軍事信頼醸成を含む統一問題などが話し合われ、こうした成果を盛り込んだ共同宣言が採択される見込みだ。韓国側は朝鮮戦争の韓国軍捕虜や離散家族問題などの人道問題のなかで日本人拉致問題にも言及するとしている。
盧武鉉大統領は、初日の2日は3大革命展示館を、最終日の4日は西海岸・南浦(ナンポ)にある韓国系資本の平和自動車など産業施設を視察し陸路でソウルに帰着する。(ソウル 久保田るり子)