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【やばいぞ日本】第3部 心棒を欠いている(4)韓国の仮想敵に見なされた (3/4ページ)
このニュースのトピックス:イージス艦衝突事故
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■「核付き統一」への備えはあるか
夏のなごりを残す韓国東部・江陵の海岸線。高さ1・5メートルほどの鉄条網が張り巡らされている。だが途中で鉄条網は寸断され、一部は撤去されていた。
江陵といえば、11年前、北朝鮮の工作潜水艦が座礁し、26人の工作員のうち、11人が集団自決、13人が射殺され、1人が北に逃亡、1人が逮捕された。今も展示されている潜水艦を見にくる観光客が絶えない。その江陵の鉄条網8キロは2年後にすべてなくなる。
鉄条網は北朝鮮工作員の上陸防止用である。1960年代から韓国全土の海、川べり約650キロに張り巡らされた。
盧武鉉政権はこれを「変化する南北の安保状況に合わなくなった」と今春から撤去を始めた。人々の目から「北の脅威」が消えていく。
軍事境界線がある非武装地帯(DMZ)付近の民間人統制区域のなかに韓国側の「都羅山駅」がある。北朝鮮にある南北経済共同事業「開城工業団地」につながる鉄路、道路の要衝だ。
駅前は約33万平方メートルの物流基地と出入国管理事務所が今年11月の完成を目指し、急ピッチで建設中だ。物流基地は「メード・イン開城」の集積場となる。京義線の鉄路は試運転(今年5月)段階だが、開城への道路は毎日、数十台のバスやトラックが北上、数百人の韓国人が開城工団へ通勤する。最前線の緊張感はどこにも感じられない。
10月2日予定の南北首脳会談に向け、盧武鉉大統領は「(金正日総書記と)平和協定締結に向けた交渉開始もありうる」といい、「南北経済共同体(経済圏の統合)建設の対話を始めたい」と考えている。