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【やばいぞ日本】第3部 心棒を欠いている(4)韓国の仮想敵に見なされた (2/4ページ)
このニュースのトピックス:イージス艦衝突事故
日本が次期主力戦闘機(FX)に最新鋭のステルス戦闘機「F22Aラプター」導入計画を打ち出したことにも韓国は神経をとがらせた。「独島」の制空権に絡むからだ。実際昨春に竹島付近海域で日本が計画していた海洋調査に対し、韓国側は一時、日本の調査船の拿捕(だほ)、体当たりも辞せずとの強硬姿勢をみせた。
もちろん、日韓は北東アジアで価値観を共有する友好国として防衛交流を推進している。部隊・艦艇の相互訪問、救命部隊の共同訓練なども幅広く行われている。
だが、韓国から見る世界は、目前に日本、その向こうに米国、背後に中露と「周辺4強」に囲まれ、「韓国の防衛政策が日本を意識するのは当然」(関係筋)なのだ。日本からすれば、韓国内に日本を潜在的脅威とみなす動きがあるのに無関心でいられない。
昨秋の北朝鮮の核実験直後、韓国のインターネットに、核実験を「民族の慶事」とたたえ「北が核兵器をつくれば米国は勝手に戦争を起こせない。統一されれば(韓国も)核保有して強国になる」などの書き込みが広がり、話題になった。
北朝鮮シンパか北朝鮮の宣伝工作の仕業とみられるが、こうした発想に韓国の若い世代は「えーっ」といった大きな抵抗感はみせない。南北融和の進む中、韓国の「安保不感症」は強まる傾向をみせている。
華やかな韓流人気や人的交流の陰となりがちな隣国のこうした潮流の変化を、日本はどの程度正確に把握しているのだろうか。(久保田るり子)