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【世界写真紀行】「第三の男」封切りから60年 人気集めるロケ地ウィーン (1/3ページ)
このニュースのトピックス:欧州
イギリス映画「第三の男」がロンドンで封切られたのは、1949年9月のことだ。今年はそれから60年になる。しかし、作品は「カルト映画」として、熱狂的な少数のファンに長年支持されてきた。撮影場所となったオーストリアの首都ウィーンでは、今も観光客の足が止まない。
AP通信によると、世界各地から訪れた見学者たちはウィーンの歩道を歩き、有名なシーンのセットがある下水道にまで入っていく。このほかにも、博物館を訪れたり、作品を鑑賞したりすることもできる。
オーソン・ウェルズらが出演したこの映画は、世間知らずで一文無しの米国人小説家、ホリー・マーチンスが旧友のハリー・ライムの奇妙な死について調査するというストーリー。舞台となった第二次世界大戦直後のウィーンは、がれきとギャングであふれ、西側同盟国と旧ソ連によって地域が分断されていた。やがてマーチンスは、ライムが死んではおらず、ペニシリンの密輸に身を落としていることを知る。
グレアム・グリーンが脚本を書き、キャロル・リードがメガホンを取ったシナリオに基づき、ウィーンのチター演奏は、フィルム・ノワール(暗い犯罪映画)にとって、完全な伴奏となっている。
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