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日本通で浮世絵収集家だったレビストロース氏 100歳で死去
このニュースのトピックス:欧州
【パリ=山口昌子】名著「悲しき熱帯」「野生の思考」などで世界中に影響を与えたフランスの文化人類学者で構造主義の旗手、クロード・レビストロース氏が10月30日、死去した。仏メディアが11月3日に伝えた。100歳だった。
ブリュッセルのユダヤ人家庭に生まれた。パリ大学で哲学を学んだが、後に人類学に転じた。30年代にブラジルでインディオ社会を調査。この考察を盛り込んだ「悲しき熱帯」(55年)が世界的ベストセラーとなった。これに先立つ49年の論文「親族の基本構造」で構造人類学を樹立した。
93年春の外国人叙勲で勲2等旭日重光章を受章した際、産経新聞との会見で、日本について「日本の偉大な力は“二重の規格”と呼ばれるものだ。外国の影響に対し、自国を定期的に開放すると同時に、独自の価値や伝統的精神に対して忠実な点だ」など示唆に富んだ考察を披(ひ)瀝(れき)した。日本通で浮世絵の収集家でもあった。
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