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「ビッグ・ベン」時を刻んで150年 ゼンマイでも揺るがぬ「英国の誇り」 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:欧州
「ビッグ・ベン」の愛称で知られる英国会議事堂にあるウエストミンスター宮殿の時計塔が、時を刻み始めて150年を迎えた。英与党の醜聞で足下の議会の威信が揺らいでいることはSANKEI EXPRESS(EX)で紹介しているが、それでも第二次大戦でドイツ軍の空爆に耐え、ゼンマイ式の原始的な仕組みながら今でも正確に時を刻み続けている“重み”は揺るぎない。「英国人の忍耐力と耐久性、律儀な態度の象徴」とも解釈され、人々を誇らしい思いにさせているようだ。
■シーン1
英国の推理作家スタンリー・ハイランドの長編小説「国会議事堂の死体」は、改修中のビッグベンの壁の中からミイラ化した死体が発見されるシーンで始まる。個性豊かな国会議員らが調査委員会を組織し、事件について勝手気ままな推理を働かせる一方、英国国会議事堂建設をめぐる秘話を次第に明らかにしていくストーリーだ。
テムズ河畔に建つビッグ・ベンは、多くの文芸作品に登場するロンドン随一の観光名所。ビクトリア女王時代の傑作で、高さ315フィート(約96メートル)。現在も昔と変わらず、人の手によって週に3回ゼンマイを巻く方法で時を刻み続けている。AP通信は「“挑戦的”にローテクだが、正確な記念碑」と表現した。
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