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アイスランドでEU加盟論議強まる 金融安定か捕鯨か (1/2ページ)
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【ロンドン=木村正人】クジラを捕るか、それとも欧州連合(EU)に加盟して単一通貨ユーロを採用するのか−。金融危機で国内経済が破綻(はたん)寸前に陥ったアイスランドの国論が揺れている。EUに加盟すると、基幹産業の漁業を支える水域を解放して、捕鯨も断念せざるを得ない。だが、「金融立国」の夢が破れたいま、同国内では、ユーロ圏の一員となって通貨を安定させるのが経済再建の近道という声が強まっている。
アイスランド政府は金融危機の直撃を受けた昨年10月、国内大手銀3行を国有化し、翌11月には国際通貨基金(IMF)から緊急融資をあおいだ。経済政策の失敗を批判されて政権与党、独立党のハーデ前首相は1月26日に辞任、連立政権が崩壊した。現在、グリムソン大統領の要請で第2党の社会民主同盟を中心に連立協議が進められ、新首相には女性のシグルザルスドッティル社会問題相が就任する見通しが強まっている。
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