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【音楽の政治学】おれたちにできることは何か? サミット動かす「ライブ8」 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:音楽の政治学
ゲルドフの呼びかけで1985年にロンドンと米国で、エチオピア飢餓救済コンサート「ライブ・エイド」が開かれた。英BBC放送でエチオピアの窮状を知ったゲルドフが、「おれたちにできることは何か?」という人間的な衝動に突き動かされたのが始まりだった。
当時のサッチャー英政権はゲルドフの訴えを受け、収益に課税される付加価値税分を救援金に回した。しかし、集まった2億5000万ドル(226億円)はアフリカの国々が月々支払っている借金の利息分に過ぎなかった。「ボブは強いショックを受けた」とバストン氏は言う。
「音楽で金を集めるだけでは限界がある。政治を動かさなければ」と考えたゲルドフとボノはアフリカ諸国に対する借金帳消し運動を始めた。ゲルドフをノーベル平和賞候補に推したノルウェー議会の元議員、ジャン・シモンセン氏は「ボブの偉大さは、容易に国境を越えることができる音楽によってアフリカが抱える問題を世界中の人々や指導者に分からせたことさ」と話す。(ロンドン 木村正人)
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