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【音楽の政治学】おれたちにできることは何か? サミット動かす「ライブ8」 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:音楽の政治学
2005年の英グレンイーグルズ・サミット(主要国首脳会議)を前に、アフリカ支援を訴えるため世界10都市で開かれたロックコンサート「ライブ8」。入場料はすべて無料。救援金を募るのではなく、サミットに集まる世界の指導者を動かすのが目的だった。
参加したアーティストは約260人、観衆は計100万人にのぼった。テレビやラジオを通じ世界中の20億人が視聴したという。
アイルランド出身のロックバンド、U2のボノが理事を務める民間団体「ONE」。その欧州責任者であるオリバー・バストン氏は「ボノは負債解消、エイズ救援、通商拡大のアフリカ支援策を訴えていた。サミットはそれを実行に移させる絶好の機会だった」と語る。
ボノや、同じアイルランド出身のロック歌手ボブ・ゲルドフがイベントの表看板なら、寄付金で活動するONEは裏の仕掛け人だ。サミットでは、10年までに途上国への支援を500億ドル(4兆5200億円)増やし、このうち250億ドル(2兆2600億円)をアフリカにあてることが決まった。
ブッシュ前米大統領は、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の対策を中心にアフリカへの支援額を4倍に増やした。バストン氏は「父親がケニア出身のオバマ米大統領も、07年当時にアフリカ支援を約束してくれた」と期待を寄せる。
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