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【ガザ侵攻】米国、採決直前に棄権指示? 安保理停戦決議 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:国連
【ニューヨーク=長戸雅子】パレスチナ自治区ガザ地区の情勢をめぐり、国連安全保障理事会は8日夜、停戦要求決議を採択した。イスラエル軍の地上侵攻で子供を含む民間人の犠牲者が急増する中、安保理に「強い警告」を発するよう求める声が高まっていた。
決議案は全会一致による採択が見込まれていたが、米国の棄権で実現しなかった。国連外交筋は「決議案に合意した後、米国は賛成する意向を示していたが、採決直前にライス国務長官に(棄権するよう)新たな指示が入ったようだ」と述べ、停戦決議採択を求める国際世論と決議採択に反対する同盟国・イスラエルへの配慮の間で苦渋の選択だったことをうかがわせた。
ライス長官は「続行中のエジプトの仲介努力の結果を見極めることが重要だと考えた」と棄権の理由を説明する一方で、決議内容には賛同していることも強調した。
今月3日の地上作戦開始後、声明発表で合意できないなど、国際世論は“結果を出せない安保理”への失望に傾き始めていた。
こうしたなか、米欧は7日、法的拘束力のある決議案でなく、拘束力のない議長声明の採択を目指して交渉を始めたが、外相級の閣僚をニューヨークに多数派遣したアラブ諸国側の強い抵抗にあった。
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