[PR]
ニュース: 国際 RSS feed
EU、ロシアの天然ガス供給停止で緊急会議
このニュースのトピックス:欧州
【パリ=山口昌子】ロシアがウクライナ経由の欧州向け天然ガスを完全停止すると表明したのを受け、欧州連合(EU)は8日、ブリュッセルでロシアとウクライナの両当事者と解決に向けて会議を開催。厳寒で凍死者も出かねない緊急事態の解決策を探る。
バローゾ欧州委員長が7日に発表したところによると、出席者は委員長、ロシアとウクライナの両政府代表、ロシア国営ガスプロム、ウクライナの政府系ナフトガスの責任者ら。
ロシアのプーチン首相は7日にガスプロムに対し、ウクライナ経由の欧州向けガス供給の完全停止を命じた。欧州のロシア産ガスの消費率は約25%、うちウクライナ経由が約80%を占めている。完全停止により少なくともオーストリア、ルーマニア、チェコ、ブルガリア、イタリアなど11カ国が大々的な影響を受ける。
プーチン首相は、EU側が派遣意向を示している国際監視団の受け入れにウクライナが同意すれば、供給を再開すると述べている。
欧州は目下、大寒気が到来中で氷点下の気温が続いている。ロシア産ガスによる暖房を大半の国民が使用しているボスニア・ヘルツェゴビナでは夜半の気温が氷点下30度にも達するため、「凍死者が出る」との懸念も広がっている。
パリでも5日から6日まで異例の大雪となり、6日夜の気温は氷点下9度と、10年ぶりの寒さになった。フランス通信(AFP)によると、この寒さのため欧州全体で計8人が凍死したという。
このニュースの写真
関連ニュース
関連トピックス
[PR]
[PR]






