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露のガス供給停止、欧州十数カ国に影響 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:欧州
【モスクワ=佐藤貴生】ロシアが契約切れを理由にウクライナへの天然ガス供給を停止した問題で、ウクライナの国営企業ナフトガス関係者は7日、同国経由のパイプラインによるロシアの欧州向けガス供給が「完全に停止した」と述べた。ロシアからガスを買っている欧州の十数カ国で供給停止や減少が確認され、非常事態宣言を検討する国も現れた。
ロシアを非難するナフトガスの発言に対し、ロシア国営ガスプロム関係者は7日、「ウクライナが欧州向けのパイプラインをすべて閉鎖した」のが原因だと反論した。インタファクス通信は同日、ウクライナに隣接するスロバキアのほかオーストリア、チェコでウクライナ経由の供給が停止したと伝えた。
ロイター通信によると、スロバキアが非常事態宣言の発令を検討しているほか、ブルガリアは「危機的状況だ」として工業部門などのガス使用の削減や停止に踏み切った。欧州各国の産業が、数週間から数カ月にわたり影響を受ける可能性も指摘されている。
国内需要の4割をロシアに依存している欧州最大の“顧客”、ドイツはベラルーシ経由のパイプラインでその大半を購入しており、トルコもロシアとの間を結ぶ別のルートを確保している。チェコのように、ノルウェーなど別の調達先を模索する国も出てきた。
欧州連合(EU)はロシアとウクライナの双方と協議、早急な供給正常化を求めている。一方、ウクライナは事態打開のため8日にロシア側と協議する意向を表明したが、歩み寄りができるか予断を許さない。
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